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| ──脱着式プロテクター、脱着式インナー、防水と三大機能はしっかり入ってますね。 |
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そうですね。ただ、単に機能をプラスするだけじゃなくて、機能を満たしたうえで、
着心地の良さやシルエットの美しさをキープするためにイロイロと苦労しました。
まず防水ですが、表面生地自体が高い防水性を持っているので、縫い目の裏に防水テープを貼れば
完全防水になるのですが、それをやると着心地も見た目も悪くなる。だからアウターとインナーの間に
伸縮性の防水フィルムを敷き詰めました。
脱着式プロテクターは、ポケット式にすると袖や脚を通すときに引っかかってしまうし、
ポケットごと取り外すとボタンやベルクロが残って着たときに違和感がある。そこで防水フィルムが入る
アウターとインナーの間にセットしました。表面生地が柔らかくパッドが目立ちやすいため、
自然なフォルムを創り出すのにも苦労しました。
脱着式インナーだけで着られたら、という話もありましたが、インナー専用にすることで
ジャケット内での収まりが良く、前を開けてきたときにインナーが見えない。
結果的にジャケットのクオリティを上げることに繋がりました。
機能は考え出すと止まらなくなるので、ある時点でジャケットとして変じゃないか、
着心地はどうなるんだと、一歩引いて見てみるという作業の繰り返しです。
工場との打ち合わせも、時間を掛けました。ライディングウエアを作りなれてるベテランの職人さんが
いっぱい居るんですけど、じっくり話し込んで僕のイメージしているモノを理解してもらってから
作業してもらいました。それでもサンプルを何度も作り、そのたびに細かい修正を行いましたけど。 |
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| ──やっと納得できるアイテムができたというわけですね。 |
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もちろんです。でも次回変えたい部分はあります。MotoGPマシンだってそうじゃないですか。
何年も何億円も掛けて開発してきたものを、たった数戦でエンジン搭載位置や
スイングアームピボット位置が変わっている。僕らも同じです。
製品を作る段階で最高のものを作るけど、時間が経ちユーザーからの声を聞くと気になる場所は出てくる。
だから今後は、リリースしたジャケットのクオリティをあげて行きたいと思っています。
毎シーズン全てのアイテムを入れ替えるのではなく、カタチは同じでも年月を重ねる毎に進化していく
定番アイテムを多く作りたい。
すでに春物にも進んでいますし、バッグなどアクセサリー関係のプロジェクトも進んでいます。
楽しみにしてて下さい。 |
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